ブルーベリーは北アメリカ原産でツツジ科スノキ属の落葉果樹です。栽培されているものはハイブッシュ系、ラビットアイ系と大きく2つのタイプに分けられます。（ハイブッシュはさらに3つに分類されます）

果実は生食はもちろん、スイーツのトッピング、ジャムやソースなどの加工にも向いており、果実に含まれるアントシアニンなどのポリフェノール類から健康によい果物として知られています。可憐な釣鐘型の花や秋の紅葉も美しい果樹です。

ブルーベリーの栽培（2014）
栽培面積：約15アール
栽培本数：露　地：約250本
　　　　　ポット：約50本

農園のある吉備中央町はブルーベリーの振興に力を入れており栽培も盛んな地域です。収穫時期はハイブッシュ系が6月下旬〜7月下旬頃、ラビットアイ系が8月上旬〜下旬頃です。あらき農園ではぶどうの農繁期に重なるので、できるだけ晩生の品種（一部早生も有り）にしています。

ラビットアイ系は丈夫で育てやすいですが、ハイブッシュ系はデリケートでなかなか大きくなりません。毎年何本か枯らしてしまいます。
最近は丈夫なラビットアイの株に、気に入ったハイブッシュの枝を接ぐ接木にも挑戦しています。

●栽培している品種（育成中も含む）
（北部ハイブッシュ系）
スパータン、ブルークロップ、コビル、ブリジッタ、チャンドラー、エリザベス、ボーナス、デキシー、カロラインブルー
（南部ハイブッシュ系）
サミット、シャープブルー
（ラビットアイ系）
ティフブルー、ホームベル、オースチン、ボニータ、オンスロー、コロンブス、フェスティバル