じねんじょ(自然薯) 自然薯は、一般的に「ヤマイモ」といわれるナガイモ類と混同されがちですが、ナガイモ類は中国や東南アジアから伝わったものです。自然薯は古来より日本の山野に自生しているもので種が違います。 すりおろした時の粘りにもその違いがあります。ナガイモ類に比べると自然薯はだんご状になり箸で持ち上げられるほどの強い粘りがあり、風味がすばらしくヤマイモの類では最高級品だといわれています。昔から「山うなぎ」とも呼ばれ、滋養、強壮、強精の健康食として珍重されてきました。 自然薯の栽培(2014) 自然薯の栽培は、冬から春にかけての畑づくりや栽培容器の埋設、種芋の植え付け。晩秋から冬の収穫など、ぶどうの作業が比較的楽な時期にできる作物ということで始めました。 栽培容器は1年目は主流のクレバーパイプから始めたのですが、その後クレバーシート、おふくろ(袋状の容器)波板シート等を数年間平行して試しました。埋設や収穫の手間、イモの品質(形や色)、大きさなどから判断して波板が良いように思っています。
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